2015/11/27日までに頑張ること
今週調べること
基本的に中井先生のサイトをパクリ
systemctl status systemd-journald.service
systemctl status rsyslog.service
RHEL7/CentOS7のデフォルトでは、「/var/run/log/journal」以下です。
ここは、OSを再起動すると消える領域なので、journaldは、直近の起動後のログのみを保存していることになります。
永続的にログを保存したい場合は、ディレクトリー「/var/log/journal」を作って再起動します。
このディレクトリーがあると、jounraldはこちらにログを保存します。
なお、「/var/run/log/jounral」「/var/log/journal」のどちらを使用する場合でも、無制限にログをためていくわけではありません。
保存用ディレクトリーの全容量に対して10%以上になるか、該当ディレクトリーのファイルシステムの空き容量が15%以下になると、
古いエントリーから順に削除されていきます。
保存容量を明示的に指定する場合は、
設定ファイル/etc/systemd/journald.confの「SystemMaxUse」(/var/log/journalの場合)と
「RuntimeMaxUse」(/var/run/log/journalの場合)に容量を指定します。
詳細は、journald.conf(5)のmanページを参照してください。
syslog宛のメッセージは、rsyslogdよりも先にjournaldが/dev/logから奪います。
その後で、rsyslogdがimjournalモジュールを使って、journaldから受け取ります。
/etc/rsyslog.conf
$ModLoad imjournal # provides access to the systemd journal
また、journaldは、syslogメッセージを受け取ると、その内容をパースして、送信元のPIDを見つけて、
該当PIDのプロセスの諸々の情報(メタデータ)を一緒に記録します。
そのため、各メッセージについて、「どのサービスが出力したメッセージなのか」なども把握しています。
すべてのログをlessにパイプして閲覧
# journalctl
・lessがいらないとき(-lをつけないと画面の右端でカットされる。)
# journalctl -l --no-pager
・特定サービスのログだけ見るとき
# journalctl -u hoge.service
・メタデータを含めて全部見たいとき
# journalctl -u hoge.service -o json-pretty
・tail -f コマンドっぽく、ログの新規出力を観察したいとき
# journalctl -f
その他のオプションは、manページか、下記の資料を参考にしてください。